「お金」のはなし

〇昔の「お金」

本当の最初は「物々交換」からはじまり、貝などを用いた「物品交換」にやがて変わっていった。

当時は貝殻80個 = 銀3.6 gの価値だったらしい。(マルコ・ポーロ「東方見聞録」より)
現在、銀の価値は約90円/gだから、320円ぐらいでしょうか。

そして、みなさんご存じ、和同開珎。
成人男性の日給も一文で米2kgが買えたらしい。

もちろん大判・小判というのもお金である。
そのころ、1両というのは約13万円。大学生新卒の手取りぐらいある。

 

古代メソポタミヤで使われていたお金「トークン」というのが面白いので少し紹介したい。

様々な形状で刻印のされた「トークン」は穀物や家畜を表していて、それを数えることで資産の移動を記録していたようです。
同時に帳簿のようなものに記録をする方法も取られていたようで、現在の仮想通貨のブロックチェーンにも似ているような……

 

〇現在、そしてこれからのお金

現在は紙幣や硬貨というものがお金として出回っている。これについてはまたの機会に述べるとして……

中国ではデジタル人民元の運用テストが行われている。
今後、首都である北京を含む広範囲で運用テストも計画されているらしい。

当然、デジタル日本円なんて可能性もあるわけで、今後どうなるか、注目していこう。